子供の姿勢！　in 立志式

2019/05/19 20:00

子供の姿勢！　in 立志式

宮崎市、児湯郡高鍋町で唯一の腰痛、膝痛、頭痛専門　整体院　笑ごころ　東です。

今回は最近の子供で気になる症状。。。
最近中学生以下の子供の腰痛が増えています。実際当院にも小学生が来院されています。
腰痛って大人がなるというイメージがあると思います。小、中学生が腰痛ってイメージないですよね？

子供の腰痛の原因

子供の腰痛の原因は大きく分けて４つあります。

その１　スポーツによる使い過ぎ

成長中で激しくｽﾎﾟｰﾂし、筋に負荷がかかりすぎると、筋膜が炎症を起こす「筋筋膜性腰痛」になることがあります。また、椎間板ヘルニアや腰椎の疲労骨折が起こることもあります。子供の椎間板ヘルニアの場合は、大人のような症状（坐骨神経痛や腰、下肢のしびれなど）は出にくく、体が硬くなるといった症状で現れることが多いです。また、腰椎の疲労骨折がひどい場合は、大人になると「脊椎すべり症」に発展し、慢性的な腰痛に悩まされる可能性があります。

その２　姿勢の悪さ

最近はスマホやゲームの普及によって、小さい子供が外で遊んだり、スポーツすることが以前と比べて少なくなっています。屋外で遊ばなかったり、運動する機会が少ない子供は、腰を支える腹筋や背筋が弱くなり、腰を痛めやすくなります。腹筋が衰えると腰が反ってお腹が前に出る姿勢になり、背筋が衰えると前かがみの姿勢になることが多いです。猫背にもなりやすく、こうなると腰痛だけでなく、背中痛、肩こり、頭痛など、全身の不調が起こりやすくなります。

その３　病気

脊椎側彎症（背骨が曲がってしまう病気）や白血病、骨肉腫（骨の悪性腫瘍、ガン）によって腰痛が起こることがあります。側彎症の場合は命に関わることはありませんが、白血病や骨肉腫の場合、命に関わるので早めの専門医の診察が重要です。
＊骨肉腫
骨肉腫は小児の骨に発生する悪性腫瘍（がん）の中で最も頻度の高い代表的な骨のがんです。しかし、日本国内でこの病気にかかる人は1年間に150人くらいであり、がんの中では非常にまれな部類に入ります。また、10歳代の思春期、すなわち中学生や高校生くらいの年齢に発生しやすい病気です。
骨肉腫は、痛みと腫（は）れが最初の症状です。骨肉腫は大腿骨（だいたいこつ）や脛骨（けいこつ：すねの骨）の膝関節（しつかんせつ）に近いところに発生することが最も多く（60～70％）、次いで多いのは肩に近い上腕骨です。
同じ小児の骨に発生するがんであるユーイング肉腫も同じような症状で始まります。
ユーイング肉腫も大腿骨に多く発生しますが、骨肉腫と違って関節から離れた骨の真ん中に発生しやすい傾向があります。また、骨盤や背骨などにも発生します。表面から腫れがわかりにくいため、診断がつくまでに大きくなっていたり、麻痺（まひ）が出るまで気付かれなかったりすることも少なくありません。

その４　親

知っていましたか？
お子様の腰痛の原因が「親のあなた」である可能性が高いってことを。
腰痛は身体の問題なんだから「親」が関係するわけないでしょ！！
って思うかもしれません。
しかし、あなたがお子様にいつも良かれと思ってかけている「言葉」が腰痛の原因になっていることが多々あるのです。
背筋を伸ばしなさい！！！
ここ最近この言葉をお子様にかけたことありませんか？
実はこの言葉に罠があるのです。
ここで実験です。
「椅子に座ってください」
背筋を意識して思いっきり伸ばしてください。そしてそのまま椅子に20分座り続けてください・・
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背中や腰が張ってきませんか？
私は3分で腰や背中に軽い痛みが出てきてしまいます。
この原因は何かわかりますか？
・背筋の筋力が弱いから
・腹筋が足りないから
・いつも猫背だから
違います。
背筋を伸ばし続けることによって、背中や腰の筋肉が筋疲労を起こして痛みやハリを生じているのです。
つまりいわゆる「腰痛」を自分の意識によって引き起こしているのです。
おそらくですがお子様に背筋を伸ばして！！とあなたの言葉がお子様の腰痛を生んでしまっていることを知ってください。
今回は子供たちの姿勢をみたんですが、やっぱり職業柄気になるところが多くありました。
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子供の姿勢 in立志式　職業病！